古本見積をお願いする時って勇気がいりますよね? お客様の疑心暗鬼の古書店はどう応えているのか… 古本見積 古書買取 大山堂書店

お客様の疑心暗鬼の古書店はどう応えているのか…

古書店の店主って偏屈者が多いイメージに思われているように思います。

店奥のレジ横でジッと睨むように見つめている店主。

職人気質で「こちとら古書の知識があるから任しときな」とパターナリズムを発揮したり、「しょうがないから買ってやるよ」と上から目線になっていたりするイメージです。


神田の神保町で断られた、対応が気に入らなかったからと古本見積のお電話を受けることがあります。
中には確かに百科事典や大量出版された全集を売りたいと、うちでも古書買取を断ることがありますが対応には気を配っています(いるつもりです)。

例えば、
「本を処分したいのですが…」
と電話がかかってくるわけですが、お客様がどんな思いで、それこそ勇気を絞って電話をかけてきているかを古書店としてまず理解していなければならないと思うのです。

旦那さんが亡くなった、お爺ちゃんの古書をそろそろ処分したいなど事情があり、その書籍には持ち主やご遺族の思い入れが少なからずあります。
書籍の分野やタイトルを聞いただけで店主が、
「そりゃ、ダメだよ。売れないから」なんて言おうものなら感情を逆なでするようなものです。

「ここにも断られたら嫌だな~」「古本見積に来てもらえるだろうか」「来てもらうということは家にあがってもらうことだよな」など、勇気を持ってかけて来て下さるお客様に、どうしてぶっきらぼうに対応できましょうか。

もしかしたら手放したくないかもしれない、手放すなら文化的に継承したい(できたらちょっとでもお小遣いにでもなれば…)という電話先の想いをどれだけ店主が敏感に察知するかが、職人気質の古書業界においても必要だと思うのです。



最近、お客様のお電話で共通して私が気になることは、プライド等とあいまって『(本の価値がない等で)傷つきたくない』という想いが前面に出てくることが多いことです。(職人気質であった古書業界が生んでしまった関係性だと個人的には思っています)

例えば私が
「すみません、おっしゃっていた書籍は市場に出回り過ぎて需要過多になり、それほど価値がないんですよ」と伝えなければならなくなった時に、逆ギレのように
「じゃあ、どの本だったら高く買ってくれるんですか!」
と問われることがあります。(一応、例えば「幕末明治に出版されたような稀少価値のある本」ということがたまにありますが、お客様がもっていない書籍の方が多いわけで、どの本だったら?と問われても、逆に「他にどんな本をお持ちですか?」としか聞きようがないことが多いです)

お持ちの書籍を否定されたような寂しさ、価値が低くなったものしか持っていなかったのかという悔しさ、(このままだとプライドが傷ついたままなので)何とか価値のあるのを評価してもらいたいなど、感情的にすぐには引き下がれなくなるようです。

他のお客さまも、引き下がる以前の話で、電話の最初に
「どんな本なら高く買い取ってくれますか?」
と聞いてくることもあり、「目的はあなたの本を売ることでしょ?」と(笑)思わずツッコミたくなってしまうこともあります。(やはり「まずはあなたのお持ちの本をお教え下さい」と聞いています)

『評価され傷つきたくない』という想いをお客様は持っているということを古書店主は忘れてはいけないと思います。

と、同時にその傷つきやすい感情を超えたところに、
【それらの古書を本当に読みたい人に継いでいくという使命】があることも心に留める必要があるように思うのです。

大山堂書店では70歳になるベテラン買取人があなたに合わせて優しく対応します。

古書買取のお電話は365日受付けておありますので、お気軽にご連絡下さい。
フリーダイヤル 0120-645-410
(大山堂書店古本見積古書買取専用連絡先)
http://taizandou.com

古本見積時にお客様が抱く疑心暗鬼について

古本見積 古書買取

古本見積、古書買取は、思いやりのある買取店に頼みたい

過去に、古本見積をしてもらい、店主の対応に不満を持たれた方へ。大山堂書店はおすすめの古本見積古書買取店です。ベテラン買取人がお客様の気持ちに寄り添い、思いやりのある対応をしてくれます。

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